アナログ防犯カメラをLANケーブルで配線する

アナログ防犯カメラは、
BNCケーブル
電源ケーブル
の2本のケーブルを配線しての設置が必要ですね。

これを下記商品をLANケーブルの両端に接続することで、

アナログカメラとLANケーブルを接続することが可能になります。
つまり、アナログカメラをIPカメラのようにLANケーブルで配線が可能になります

LANケーブルは8本の線が通っていて、その内の四本を映像(BNC線)と電源線に使用します。
※音声(RCA)ケーブルも付いているタイプは6本を使用、音声(RCA)かつPTZ用のRS485線も付いているタイプは8本全て使用します

LANケーブルにはランクがあって
Cat 5e以上、ストレートケーブル(かつ撚り線タイプではなく、単線タイプ推奨)
のLANケーブルを使用してください。

電気を流すため撚り線タイプではなく単線タイプを選びましょう。

ただ、LANケーブルの場合、元々が通信線のため
電流があまり流れず、電圧降下も距離に応じて大きいため、
大きな電流を必要とするようなカメラには不向きとなります。

最大(特に夜間暗視中)でも1.0A以下の消費電流のカメラ
にLANケーブル延長を使用してください。

消費電流が大きいカメラは下記になります
赤外線LEDを多く搭載したカメラ(夜間電力がかなり大きくなります)
PTZカメラ(モーターが搭載されているため)
上記については、今回ご紹介したLANアダプターを使用してのLANケーブル配線は向いていないので
ご注意ください。

ただし、上記大電流カメラに対しても「電源だけ別に供給」し、
映像、音声、PTZ(RS485)だけLANケーブルで送るという使用方法は大変有効です。

防犯カメラを屋外に設置する場合には、配線に頭を悩ますかと思います。

将来のIPカメラへの交換も考えて、とりあえずLANケーブルで配線しておくのもお勧めです。

【↓ここで買えます】

【映像・電源対応タイプ】防犯カメラ LANコネクター(オス-メスセット) AHD/HD-CVI/TVI/CVBS対応

【映像・電源・音声対応タイプ】 防犯カメラ LANコネクター(オス-メスセット) AHD/HD-CVI/TVI/CVBS対応