深セン華強北 アイデアポート・グループ代表 鈴木陽介さんのオフィス訪問

kindle unlimitedで下記の本を見つけ、読ませていただきました。

問屋街オタクの深セン起業「ウラ話」: 華強北でハースタしています!! 問屋街オタクシリーズ

これがきっかけでご連絡させていただいたところ、ご訪問OKということになり、実際に2019年10月17日に華強北にある鈴木陽介さんオフィス(深圳技知港諮詢有限公司)を訪問させていただきました。

場所はこのブログでもよく紹介している深セン(Shenzhen)の電気街、華強北エリアにある
華強北国際創客中心(Huaqiangbei International Maker Center)
というところになります。

華強北国際創客中心(Huaqiangbei International Maker Center)

入ってすぐに入居企業のプロダクトショーケースが鎮座。

華強北国際創客中心 プロダクトショーケース

施設の紹介や、現在やられているビジネスについてなどいろいろとご説明をしていただきました。

鈴木さんのブース前はこんな感じで本の紹介が貼ってありました。
深センのことをよく知らない方、華強北に興味がある方はご一読を。

鈴木陽介さん著作 深セン本

華強北でのIoTプロトタイピングのワークショップをやられているとのことなので、
ハードウェア制作に興味がある方は是非ご連絡してみてください!

申し込みなどのご連絡先は下記になります。
ipt@@ideaport.com.hk
注:@@を@に変えてメールを送ってください。迷惑メール対策です

今後も定期的にやっていきたいとのことだったので、
もし、今回都合があわなくても次回がありますので、次回開催の連絡等もしておくといいかもしれません。

このブログにコメントしていただいた場合には、私が代わりに伝えておきます(笑)(コメントに気づかなかったらすみません、不安な方は直接上記にご連絡を)

華強北での IoT プロトタイピング ワークショップ

 

アイデアポート・グループ代表の鈴木陽介さんが他にやられている事業のご紹介

深センの工場通訳派遣なら、深セン通訳ドットコム!!

深センコネファクトリー

PoE 48Vスプリッター増産しました

IEEE802.3af PoE スプリッター が完売となったため、増産いたしました。

本品はPoE規格である48V入力から12V 出力に変換することができるため、PoE非対応IPカメラをPoE化することが可能です。

なので、通常のIPカメラに本品のDCケーブルとLAN(RJ45)を接続してもらうだけでOK.

PCBができて、最後の組立の風景はこのような感じです。

外見(筐体)が同じで、中身が全く違うものが多数存在していますので、

他社のものを買う場合には中身のPCBを確認してください。

安物のコピー品にはPDチップが入ってなかったり、干渉防止のための隔離設計などがされていなかったりします。

インジュクション 射出成形で筐体を作る

筐体作成の際に、材料に樹脂を使用する場合には、インジュクションで作成することが多いのですが、

どんな感じかを弊社の商品を使って簡単に説明(電子機器ばかりでなく、このようなものも取り扱っています)

2011年の販売開始から累計10万個販売させていただいている

LED11灯ランタン(超シンプル)

金型↓

これをインジュクションの機械にセットして、樹脂を流し込み成形します。

出来上がりはこんな感じ

これにラバーコーティング(ラバーフィニッシュ仕上げ)するとこういう感じになります

3Dプリンターがかなり低価格になりましたが、量産は変わらずこの射出成形の工程で行われることがほとんどです。

 

IoTの通信機器も製造しておりますが、このようなローテクなものも作っていますので、

遠慮なくお問い合わせくださいませ。

華強北の観光地化 @深圳

今までも何度かブログに書いている深センの華強北という電子街。

私が初めて訪れた2008年のときに既に秋葉原以上の規模でしたが、

不良品マーケット、偽物マーケット、電子機器修理屋さん(一部には安い服の市場もありました)

のイメージが大変強くありました。

 

ですが、最近ではマスコミに度々取り上げられるようになり、イメージも「最先端」的な

ものが加わって街自体の雰囲気が10年前と大きく変わりました。

ちなみに5年間ほどずっと工事していた華強北路の工事が終わり、写真のように地下鉄駅も新しくできて

大きく様変わりしました。

華強北は深センの福田という香港との境界に近い、アクセスが非常に便利なところにあります。

つまり外国人であっても、道が簡単なので気軽に行けます。

そして、中国最大、つまり世界最大の電子街と言われており、

世界各国のバイヤーがここを訪れます。

ですが、10年前と比べて、ビジネスバイヤーが減り

観光客と一般の買い物客が増えている印象が強くあります。

そう、ここも現在の秋葉原のように観光地化が進んでいるのです。

日本人の観光客(個人DIYメーカー?)も多く見かけるようになりました。

(日本人はだいたい団体で行動していて、安い!とかパクリ?みたいな事を大声で話しているので、すぐにわかります)

ビジネス客が減っている要因に、電子取引が増えているという面が最も大きいですが、

iPhoneやギャラクシーなどのスマホを分解して売っている商店街、商城、

偽物ブランド刻印サービスを行っている商城などが当局によって排除されたことも多少あるような気がします。

(まだ残ってはいますが、だいぶ減りました)

外国人観光客が多く訪れるようになったため、当局も今まで見逃していた先ほどの様な事を

取り締まるようになったのです。

この事からも観光地化が進んでいる、当局もその面を意識しているというのは、よくわかるかと思います。

建物の改修も進んでおり、新しいショッピング複合施設ができたりと

街自体がどんどん綺麗になってきています。

あの雑多な感じが無くなっていくのは、少し寂しい感じがしますが

これはどこも同じ流れなのでしょうがないですね。

 

ちなみに華強北で、どこに何があるか、かなりディープな所まで

ほぼ把握していますので、何かございましたら是非お問い合わせを!

赛格电子市场@華強北

深圳でものづくり(PCB編1)

プリント基板

ハードウェアを作る上で要は電子基板ですね。

プリント基板(PCB)とは、電子機器を開けると底にある、あの緑色したやつです。

シンセンには当然ですが、プリント基板工場が無数にあり、競争過多の状態。

PCB(/SMT)基板工場が密集している地域が宝安の北部にあり、

今流行りのネットで頼んですぐ届く!

みたいな、機械を持たずとりまとめ(取次)だけで食べているような企業もけっこういます。

PCBの機械はどのような事をどのレベルでするか(自動化レベル含む)で価格が大きく違い

数千万円するような機器もザラにあり、設備費用にはかなりお金がかかります。

smt

なので、工場に行くとだいたい、どの程度の製品、単価帯を受注しているのかが機械を見て簡単にわかります。

かなり大規模工場になると、やはりうちみたいな中小企業への対応が悪くなりますが、

なぜかわかりませんが、このPCB工場というジャンルだけは、総じて親切に対応してくれるところが多いです。

試作にも応じてくれる所がほとんどです。

なので、これから自分で一からハードを作りたいという方は、臆せず

コンタクトを取ってみてください。

 

回路設計

アートワーク設計

ガーバー出力、BOM用意

PCB工場にメールで送信

これだけで、PCB⇒SMT⇒必要な場合は手はんだ

作業をして送ってくれます!

不安な方は是非弊社にご相談を!

PCB工場にて
PCB工場にて