深セン華強北 アイデアポート・グループ代表 鈴木陽介さんのオフィス訪問

[`evernote` not found]
LINEで送る
Pocket

kindle unlimitedで下記の本を見つけ、読ませていただきました。

問屋街オタクの深セン起業「ウラ話」: 華強北でハースタしています!! 問屋街オタクシリーズ

これがきっかけでご連絡させていただいたところ、ご訪問OKということになり、実際に2019年10月17日に華強北にある鈴木陽介さんオフィス(深圳技知港諮詢有限公司)を訪問させていただきました。

場所はこのブログでもよく紹介している深セン(Shenzhen)の電気街、華強北エリアにある
華強北国際創客中心(Huaqiangbei International Maker Center)
というところになります。

華強北国際創客中心(Huaqiangbei International Maker Center)

入ってすぐに入居企業のプロダクトショーケースが鎮座。

華強北国際創客中心 プロダクトショーケース

施設の紹介や、現在やられているビジネスについてなどいろいろとご説明をしていただきました。

鈴木さんのブース前はこんな感じで本の紹介が貼ってありました。
深センのことをよく知らない方、華強北に興味がある方はご一読を。

鈴木陽介さん著作 深セン本

華強北でのIoTプロトタイピングのワークショップをやられているとのことなので、
ハードウェア制作に興味がある方は是非ご連絡してみてください!

申し込みなどのご連絡先は下記になります。
ipt@@ideaport.com.hk
注:@@を@に変えてメールを送ってください。迷惑メール対策です

今後も定期的にやっていきたいとのことだったので、
もし、今回都合があわなくても次回がありますので、次回開催の連絡等もしておくといいかもしれません。

このブログにコメントしていただいた場合には、私が代わりに伝えておきます(笑)(コメントに気づかなかったらすみません、不安な方は直接上記にご連絡を)

華強北での IoT プロトタイピング ワークショップ

 

アイデアポート・グループ代表の鈴木陽介さんが他にやられている事業のご紹介

深センの工場通訳派遣なら、深セン通訳ドットコム!!

深センコネファクトリー

[`evernote` not found]
LINEで送る
Pocket

華強北のお店たち @深圳

[`evernote` not found]
LINEで送る
Pocket



世界最大の電気街である中国シンセンにある華強北

行ったことある!という方も多いかと思います。

写真にあるように小さなブースが大量に並び、各商店がそこで商売をしています。

なので、日本の電気街とはかなり違います。

ビル毎に商材のテーマがかなり大ざっぱですが決められており、

同じテーマに合う商材を持つ商店が同じビルに集い、かつそのフロア毎に

またジャンル(or 商売形態)で大雑把にわかれて入居しています。

なので、LEDビルやICチップビル、修理用部品ビル、スマホアクセサリービルなどなどという感じで別れています。

ビルの中の階層分けは全部ということはないですが、下層階は一般小売向け商店、上層階は卸業者が多い傾向にあります。

なので、下層階のお店のほうが規模が小さく、1個単位で基本は買えます(1個は嫌がられますが)

上層階は卸業者が増え、店面積も広く店構えも1階とは違いしっかりしてきます。

また、特定の商材を大量に置いている店が多くなります。

ただ、ここでも1個から買える店がありますので、がんばって話しかければ売ってくれます。

中華系のビジネス全般的にあることですが、他店の商品を置いて、商品数を多く見せる「見せ商品(他店の商材)」

が必ずあるため、安く買いたければその店の独自品はどれかを見極め、それだけを買うようにすれば

安く買い物はできるでしょう。

ただし、昔よりよくなってきましたが、華強北はいまだに不良品を売りさばくマーケットでもあるため

大量に買う際には、よく確認する事をお勧めします。

[`evernote` not found]
LINEで送る
Pocket


PoE 48Vスプリッター増産しました

[`evernote` not found]
LINEで送る
Pocket



IEEE802.3af PoE スプリッター が完売となったため、増産いたしました。

本品はPoE規格である48V入力から12V 出力に変換することができるため、PoE非対応IPカメラをPoE化することが可能です。

なので、通常のIPカメラに本品のDCケーブルとLAN(RJ45)を接続してもらうだけでOK.

PCBができて、最後の組立の風景はこのような感じです。

外見(筐体)が同じで、中身が全く違うものが多数存在していますので、

他社のものを買う場合には中身のPCBを確認してください。

安物のコピー品にはPDチップが入ってなかったり、干渉防止のための隔離設計などがされていなかったりします。

[`evernote` not found]
LINEで送る
Pocket


華強北での国際物流 @深圳

[`evernote` not found]
LINEで送る
Pocket



華強北ではもちろん、義烏や広州など巨大な市場があるところには

写真のような国際物流で有名なDHLやFedex、UPSなどのロゴマーク看板を付けた

物流会社がところせましと並んでいます。

DHLの制服のコピーを着て仕事(集荷など)をしている店まであったりします。

 

「おおっ!弊社もDHL着払いアカウント持ってるし、安心してここから発送できるじゃないか!」

と思ったあなた、ほぼ使えません。

 

これは、上記物流会社にロゴマーク使用を認められていない、代理店の代理店のような物流会社になります。

(正規代理店がある場合もありますが、ほとんど違うと思ってください)

DHLの例でいうと、中国には大きく分けて以下の3種類のお店があります。

※③には他の種類も含めています

①DHL正規の支店(直営)

②DHL正規代理店

③DHL正規代理店との取引アカウントを持つ物流会社(代理店の代理店のような会社)

があります。

DHL着払いアカウントを使うと、通常上記の①、②どちらかが「集荷」にきて、日本への輸出手続き及び輸送をしてくれます。これはあまり問題がおきることはありませんし、早いです。

さて、↓このような会社はどのような仕組になっているでしょうか?分類としては③になります。

ここは、②の正規代理店へ取次をします。

そして、荷物を依頼すると荷物は写真のように山盛りに道端にはみだして乱雑におかれて扱われます。

雨ざらしになることもよくあるので、みんな黄色いテープでぐるぐる巻きにして防水対策を行います。

しかし、かなり人気があり、おそらく正規経由よりも圧倒的に物流量はこちら経由のほうが多いです。

理由は簡単で「送料が安い」から。

でもデメリットは荷扱いが乱雑だけでなく、「遅い」という点も特徴です。

たまに早いところもありますが、このような店は②に荷物を1度に大量に効率的に持ち込もうとするため

荷物がたまるまで待ったり、何日かに1回決められた日にしか発送しなかったりします。

理由は、持ち込む重量体積によってディスカウント額が変わること、

搬入回数をまとめることで物流費を節約したりしているため。

これで、差額を儲けるビジネスモデルなのです。

 

ちなみにDHLは③の存在は知っているが認めてはいません。(大人の事情)

 

輸出、輸入で通関という作業を行いますが、ここでShipperの代理申請者であるDHLは書類をちゃんと作らなければいけません。

ですが、これを②に丸投げしていたりします。

③経由の②⇒DHLの貨物などは

けっこう申請書類めちゃくちゃだったりします。

でも、これDHLが認めてしまうと、DHLが日本の税関に嘘の申告をして輸入許可を得ているということになるので

絶対にDHL側は認めません。さらに、

「DHLはX線検査や重量検査もしっかりやっている」

ということで、税関の検査免除ももらっています。(抜き打ちはある)

ですが、実際は③経由の②の場合は、ちゃんと検査していないことが多々あります。

弊社で実際にあった例では、

・中身が空(1Kg)なのに1箱30kgとして届いたこと。(しかも7箱)届いた時にあまりの軽さにドライバーも驚いていた

・中身がすり替えられ、石だったこと。

などがありました。これは4年前くらいの話で、工場側が使っている商社の悪巧みで行われた(うちが騙された)ことでしたが、

DHLが、ちゃんとX線検査や重量検査をしていれば、普通に気づけた事でしょう。

DHLはあくまでのこの件を認めず、保証してくれなかったため、

独自に調べたところ、②のビジネス上の影響力が強すぎる事が原因でもあるようです。

なので、大事な貨物は多少運賃が高くてもダイレクトに①か②で送るのが無難です。

でも、ここ最近は③の質も向上していて、トラブルはあまり聞かなくなってきたので、

そこまで高価でもない通常貨物は③で送っても問題ないでしょう(※あくまで自己責任でお願いします)。

[`evernote` not found]
LINEで送る
Pocket


華強北の観光地化 @深圳

[`evernote` not found]
LINEで送る
Pocket



今までも何度かブログに書いている深センの華強北という電子街。

私が初めて訪れた2008年のときに既に秋葉原以上の規模でしたが、

不良品マーケット、偽物マーケット、電子機器修理屋さん(一部には安い服の市場もありました)

のイメージが大変強くありました。

 

ですが、最近ではマスコミに度々取り上げられるようになり、イメージも「最先端」的な

ものが加わって街自体の雰囲気が10年前と大きく変わりました。

ちなみに5年間ほどずっと工事していた華強北路の工事が終わり、写真のように地下鉄駅も新しくできて

大きく様変わりしました。

華強北は深センの福田という香港との境界に近い、アクセスが非常に便利なところにあります。

つまり外国人であっても、道が簡単なので気軽に行けます。

そして、中国最大、つまり世界最大の電子街と言われており、

世界各国のバイヤーがここを訪れます。

ですが、10年前と比べて、ビジネスバイヤーが減り

観光客と一般の買い物客が増えている印象が強くあります。

そう、ここも現在の秋葉原のように観光地化が進んでいるのです。

日本人の観光客(個人DIYメーカー?)も多く見かけるようになりました。

(日本人はだいたい団体で行動していて、安い!とかパクリ?みたいな事を大声で話しているので、すぐにわかります)

ビジネス客が減っている要因に、電子取引が増えているという面が最も大きいですが、

iPhoneやギャラクシーなどのスマホを分解して売っている商店街、商城、

偽物ブランド刻印サービスを行っている商城などが当局によって排除されたことも多少あるような気がします。

(まだ残ってはいますが、だいぶ減りました)

外国人観光客が多く訪れるようになったため、当局も今まで見逃していた先ほどの様な事を

取り締まるようになったのです。

この事からも観光地化が進んでいる、当局もその面を意識しているというのは、よくわかるかと思います。

建物の改修も進んでおり、新しいショッピング複合施設ができたりと

街自体がどんどん綺麗になってきています。

あの雑多な感じが無くなっていくのは、少し寂しい感じがしますが

これはどこも同じ流れなのでしょうがないですね。

 

ちなみに華強北で、どこに何があるか、かなりディープな所まで

ほぼ把握していますので、何かございましたら是非お問い合わせを!

赛格电子市场@華強北

[`evernote` not found]
LINEで送る
Pocket


増える宅配ボックス@深圳

[`evernote` not found]
LINEで送る
Pocket



「宅配ボックス」

日本でもセブンイレブンや地下鉄、駅などいろんなところで

進められています。

もちろん、通販が伸び盛りの深圳も同じで、

宅配ボックスの設置が増えてきました。

ただ、日本との大きな違いは「受け取れないから」というよりは、「家族に見られたくないから」、

という感じもします。

ちなみに中国では日本ほど

不在⇒再配達

が問題になっていないように感じます。

日本だと自宅に昼間に伺って不在⇒再配達

というとても非効率な事が多いですが、こちらはその点合理的というか

●会社に届ける(会社も特に文句いわない)

●会社の近くに住んでる割合が高い

●誰かと一緒に住んでる事が多い(1人暮らし少ない)

という、中国人特有の職住環境があるからか、不在問題はそこまで顕在化していません。

不在だとドライバーがすぐに連絡してきて、おいていってしまうとかもありますが。。

とはいっても、少子高齢化、核家族化が急ピッチ進行中なので

こちらも再配達問題はでてきそうではあります。

[`evernote` not found]
LINEで送る
Pocket


シェアチャリが公害化@深圳

[`evernote` not found]
LINEで送る
Pocket



2年前くらい前の2015年頃に始まった中国シェアチャリサービス。

凄い勢いで拡大したこのサービス。おかげで街中はチャリであふれているわけですが。

何十もの企業が参入し、このサービスを中国人で知らない人はいないというほど認知度の高まりも早かった。

が、しかし2017年には早くも淘汰が進み、

大手のMobikeofoが寡占の状態に。

街中の人達の反応で、一番多いのは自転車が邪魔な事

シェアチャリ会社が倒産して保証金が戻ってこないなどのトラブルは良く聞くが、

そもそも保証金は100元(1700円)くらいだったりする事が多く、

そんなに高いわけではないので、当人たちは言ってはみるけど。。くらいの程度。

それよりも、毎日邪魔に感じる、

道端の放置自転車のほうが気になるよう。

特に、宅配便配達などトラックの運転手らの迷惑度は半端ない。

何度、怒ってチャリ投げているのを見たことか。

これだけ、歩道も車道も広い中国でも、それを上回るチャリが登場すると

こうなるんですね。

シェアチャリ、どういうサービスに最終的に着地していくのか見ものです。

[`evernote` not found]
LINEで送る
Pocket


華強北でスマホ修理したいとき @深圳

[`evernote` not found]
LINEで送る
Pocket



スマホを水没させてしまった、はたまた大破させてしまったなど

何かしら壊れることはあるかと思います。

華強北には数えきれないくらいの修理屋さんがあります。

液晶割れや電池の交換などは簡単なので、安く(とはいってもピンキリ)修理が可能です。

工賃だけなら500円くらいというところでしょうか。

大破させてしまった場合や水没してしまった場合には、諦める方も多いかと思いますが、

データのバックアップをPCにとってあれば、ほぼ直せます。

修理屋さんにもっていくと、断られることはほぼないと思います。

(ただし結果直せなかったとなることはあります)

ですが、大破や水没の場合、けっこう高い値段言われたりするので、

部品を自分で調達してきたりすると安くなったり、自分でも直せたりします。

華強路駅直結の地下街にスマホの分解した部品ばかりを扱っている商店街があります。

ここ以外にもスマホ部品ばかりを扱っているビル(商城)もあります。

ここで、部品を調達して修理するということが可能です。

ただ、気を付けた方がいいのがサードパーティー製(偽物)部品もかなりの割合であります。

純正であっても壊れてたりもします。

なので、わかる方と一緒に交渉するのをお勧めします。

[`evernote` not found]
LINEで送る
Pocket


華強北は大規模改修中(華強電子世界1店、華強北路)

[`evernote` not found]
LINEで送る
Pocket



華強北路は相変わらず工事中ですが、

華強電子世界の1店のほうも、壁面改修が始まり、そこら中に足場の竹が組まれています。

華強電子世界は南北に二つ大きな商城があって、1店のほうが

昔からの電子部品関連の店が多くあります。

主に事業者向けの割合が高いです。

2店のほうはLED関連商品だったり、一般客向けの商品を置いているお店なども多数あります。

 

しかし、足場が竹というのは、今でも変わらないのですが、

よく壊れないなといつも思いながら、ビクビク下を通ります。

工事をしていても、休業していないので、御安心ください。

[`evernote` not found]
LINEで送る
Pocket


深圳でものづくり(PCB編1)

[`evernote` not found]
LINEで送る
Pocket



プリント基板

ハードウェアを作る上で要は電子基板ですね。

プリント基板(PCB)とは、電子機器を開けると底にある、あの緑色したやつです。

シンセンには当然ですが、プリント基板工場が無数にあり、競争過多の状態。

PCB(/SMT)基板工場が密集している地域が宝安の北部にあり、

今流行りのネットで頼んですぐ届く!

みたいな、機械を持たずとりまとめ(取次)だけで食べているような企業もけっこういます。

PCBの機械はどのような事をどのレベルでするか(自動化レベル含む)で価格が大きく違い

数千万円するような機器もザラにあり、設備費用にはかなりお金がかかります。

smt

なので、工場に行くとだいたい、どの程度の製品、単価帯を受注しているのかが機械を見て簡単にわかります。

かなり大規模工場になると、やはりうちみたいな中小企業への対応が悪くなりますが、

なぜかわかりませんが、このPCB工場というジャンルだけは、総じて親切に対応してくれるところが多いです。

試作にも応じてくれる所がほとんどです。

なので、これから自分で一からハードを作りたいという方は、臆せず

コンタクトを取ってみてください。

 

回路設計

アートワーク設計

ガーバー出力、BOM用意

PCB工場にメールで送信

これだけで、PCB⇒SMT⇒必要な場合は手はんだ

作業をして送ってくれます!

不安な方は是非弊社にご相談を!

PCB工場にて
PCB工場にて

 

[`evernote` not found]
LINEで送る
Pocket