深圳でものづくり(PCB編1)

プリント基板

ハードウェアを作る上で要は電子基板ですね。

プリント基板(PCB)とは、電子機器を開けると底にある、あの緑色したやつです。

シンセンには当然ですが、プリント基板工場が無数にあり、競争過多の状態。

PCB(/SMT)基板工場が密集している地域が宝安の北部にあり、

今流行りのネットで頼んですぐ届く!

みたいな、機械を持たずとりまとめ(取次)だけで食べているような企業もけっこういます。

PCBの機械はどのような事をどのレベルでするか(自動化レベル含む)で価格が大きく違い

数千万円するような機器もザラにあり、設備費用にはかなりお金がかかります。

smt

なので、工場に行くとだいたい、どの程度の製品、単価帯を受注しているのかが機械を見て簡単にわかります。

かなり大規模工場になると、やはりうちみたいな中小企業への対応が悪くなりますが、

なぜかわかりませんが、このPCB工場というジャンルだけは、総じて親切に対応してくれるところが多いです。

試作にも応じてくれる所がほとんどです。

なので、これから自分で一からハードを作りたいという方は、臆せず

コンタクトを取ってみてください。

 

回路設計

アートワーク設計

ガーバー出力、BOM用意

PCB工場にメールで送信

これだけで、PCB⇒SMT⇒必要な場合は手はんだ

作業をして送ってくれます!

不安な方は是非弊社にご相談を!

PCB工場にて
PCB工場にて

 

サイプレス様【PSoC 5LP開発キット】ありがとうございます

タイトルにありますように日本サイプレス株式会社様から
「PSoC 5LP開発キット」
を頂きました!
ありがとうございます!
プレゼント企画に応募したところ当選したのですが、ここにブログで申し訳ないですが謝意を表明させていただきます。
これを機にPSoCでの開発にもチャレンジしてみようと思います。
ちなみに
「CPUにARM Cortex M3」
を使用していて、
PSoC5の低消費電力版にあたります。
iPodの静電容量センサーなどへの採用例があるみたいです。

プリント基板 設計・開発1

電気製品には必ず入っていると言って過言ではないプリント基板。
緑色した板ですね。
そこにいろいろなICやLSIなどの部品がのっかっているみたいな。
電気製品の中核をなすものです。
そこの設計全てを現在、日本の自社にて行うことにチャレンジしています。
大手メーカーでもアウトソーシングが主流になっている、プリント基板設計(いわゆるPCB)。
うちも今までは仕様策定、基本設計は自社、それ以外はアウトソーシングしていました。
しかも中国で行っていました。(大手日本メーカーは日本の企業にアウトソースだと思います。生産は中国)
生産を中国で行うので、実際に使う部品が手に入りやすいのもあり、現地での設計・テストの方が効率がよく、
かつコストも日本より安いということで中国にアウトソースしていました。
でも、
「より品質を上げる」
「よりオリジナリティを上げて、最先端の技術を使った製品を作る」
この思いから日本で設計していこうということを決断しました。
でも、日本の専門企業に頼むほど資金がないので
「自社でがんばる」
というスタンスです。
品質上げるっていったのは、うちで開発する商品が高集積化してきていることもあり
プリント基板では、中国で基板設計すると設計ミスで
EMIノイズ
がのりやすくなってきたこともあります。
※EMI 【 Electro-Magnetic Interference 】 電磁妨害、電磁(波)干渉、電磁(波)障害
あと、情報漏えい
を防ぐというのも大きな目的だったりもします。
まぁ、結局生産の過程で設計ファイル情報は漏れるんですが、、、少し遅らせることができます。
しかし、なんでもそうですが、この分野も奥が深いです。
おもしろいですね。
PCBプロフェッショナルな方と是非、お話し伺ったり、商品作りを協働したいと考えています。
回路設計、基板設計どちらのかたでもいいので、このブログ見ましたら是非ご一報ください。
フリーランスの方も大歓迎!

一緒に素晴らしい製品を作りましょう!!