今までも何度かブログに書いている深センの華強北という電子街。
私が初めて訪れた2008年のときに既に秋葉原以上の規模でしたが、
不良品マーケット、偽物マーケット、電子機器修理屋さん(一部には安い服の市場もありました)
のイメージが大変強くありました。
ですが、最近ではマスコミに度々取り上げられるようになり、イメージも「最先端」的な
ものが加わって街自体の雰囲気が10年前と大きく変わりました。
ちなみに5年間ほどずっと工事していた華強北路の工事が終わり、写真のように地下鉄駅も新しくできて
大きく様変わりしました。
華強北は深センの福田という香港との境界に近い、アクセスが非常に便利なところにあります。
つまり外国人であっても、道が簡単なので気軽に行けます。
そして、中国最大、つまり世界最大の電子街と言われており、
世界各国のバイヤーがここを訪れます。
ですが、10年前と比べて、ビジネスバイヤーが減り
観光客と一般の買い物客が増えている印象が強くあります。
そう、ここも現在の秋葉原のように観光地化が進んでいるのです。
日本人の観光客(個人DIYメーカー?)も多く見かけるようになりました。
(日本人はだいたい団体で行動していて、安い!とかパクリ?みたいな事を大声で話しているので、すぐにわかります)
ビジネス客が減っている要因に、電子取引が増えているという面が最も大きいですが、
iPhoneやギャラクシーなどのスマホを分解して売っている商店街、商城、
偽物ブランド刻印サービスを行っている商城などが当局によって排除されたことも多少あるような気がします。
(まだ残ってはいますが、だいぶ減りました)
外国人観光客が多く訪れるようになったため、当局も今まで見逃していた先ほどの様な事を
取り締まるようになったのです。
この事からも観光地化が進んでいる、当局もその面を意識しているというのは、よくわかるかと思います。
建物の改修も進んでおり、新しいショッピング複合施設ができたりと
街自体がどんどん綺麗になってきています。
あの雑多な感じが無くなっていくのは、少し寂しい感じがしますが
これはどこも同じ流れなのでしょうがないですね。
ちなみに華強北で、どこに何があるか、かなりディープな所まで
ほぼ把握していますので、何かございましたら是非お問い合わせを!