2018年2月22日に最新だったRaspbianのOSイメージ、
2017-11-29-raspbian-stretch
を使用。Raspberry Pi3はelement14 製を使用。
下記SSH
【SSH】
1. SSHを使えるようにする
設定画面でSSHを許可する
sudo raspi-config
「5. Interfacing Options」->「P2 SSH」->「Enable: YES」
2.SSHで接続してみる
まず、DHCPで割り当てられているRaspberry Pi3のIPアドレスを確認
hostname -I
これで、IP addressがわかるので、それと下記を使ってターミナル(Mac)からアクセス、WindowsはTeraTerm使用
IP address:192.168.11.xxx
初期ユーザー名: pi
初期パスワード: raspberry
接続が確認できたらOK
【固定IP設定】
サーバーとして利用する場合、IPアドレスは固定だったほうが便利なので固定IPを設定します
また、raspbian-stretchからは/etc/dhcpcd.confに記述するようになったようです。
なので、/etc/network/interfacesには書かなくてOK
固定IP 192.168.11.111をeth0(有線LAN)に設定してみます
nano /etc/dhcpcd.conf
エディタはnano以外にviやvimなど慣れたものを使用してください。
dhcpcd.confの既に書かれているコードの該当箇所のコメント(#)外してIPアドレスを修正するだけ。
interface eth0 static ip_address=192.168.11.111/24 # IPアドレスとサブネットマスク(xxxに任意のIPを指定/24) static routers=192.168.11.xxx # デフォルトゲートウェイ(自分が所属するネットワーク192.168.111のルータのIPアドレス、二重ルーターしている方は間違えないように) static domain_name_servers=192.168.11.xxx 8.8.8.8 # DNSサーバ(ルータのIPアドレス、特別な事していない限り上記と同じ)
※”/24”という表記はサブネットマスクが255.255.255.0という意味
※domain_name_serversには複数のDNSサーバーが割り当てできるので、セカンダリにgoogleのPublicDNS 8.8.8.8を指定した
【参考】IPアドレスの後ろの /24 などの表記の意味
CIDR (Classless Inter-Domain Routing) というIPアドレスの表記で、
192.168.1.0/24
などのようにIPアドレスの最後に /24 というように表記する
意味は2進数で桁数32桁のIPアドレスの内、8桁(32-24)が割り当てられるということを表しています
11111111 11111111 11111111 00000000 ←/24
つまり255.255.255.0 のサブネットマスクという意味
ちなみに /25になると
255.255.255.128 のサブネットマスクという意味になる
【WiFiも固定IPにしたいとき】
デフォルトだとDHCPになっているwlan0を上記eth0と同じ方法で固定IPに設定ができます
interface wlan0 static ip_address=192.168.11.111/24 static routers=192.168.11.xxx static domain_name_servers=192.168.11.xxx 8.8.8.8
各固定IP設定が終わったら再起動すれば反映されます
sudo shutdown -r now
再起動後に下記でまとめて確認できます。
ip addr
eth0、wlan0のinetに192.168.11.111と設定されていれば成功です。