ちょっと硬い話

発表された日本の概算要求予算が約95兆円と聞いてびっくりしました。
テレビの報道通り過去最高額です。昨年予算よりも大幅に多いものです。
不況だから当然と考えている人がいるかもしれないですが、
予算に対して税収は40兆円を下回るのが確実となっています。
普通に考えてみれば
「おかしい」
です。でも多くの福祉策を打つ事を公約にしているので当たり前の額といえば当たり前の額です。
ちょっとここで僕が疑問に思うのは
「高校無償化」、「高速道路無償化」、「子供手当て」
これだけで10兆円以上もの税金をつぎ込む必要が果たしてあるのか。。。
疑問です。
なんでも無料にすればいいってものではない。
大事なのは
「自立して、自力で発展していける力を国民に与えること」
だと思います。
学校を無償にすれば「教育の質」があがるのか?
義務教育費無料、教科書代無料、手厚い奨学金が浸透し、教育に対してありがたみを感じる人が少なくなっている現在には違う手が必要でしょう。
高速道路無料にすれば、経済が好転するのでしょうか?
鉄道や海運はどうなるのでしょう?また、排気ガスが増えて温室効果削減25%は一層遠のくのではないでしょうか?
少子化を防ぐには、現金をばらまけばいいのでしょうか?
なぜ、保育園などの施設にその金を振り向けないのでしょうか?いっそ保育園無料にしたほうが安く済み、かつ女性が社会に出ることになり経済効果が高いのではないでしょうか?
政治の役割は民間ができないような非営利的なもの、国益にかなうものをいかに支援、強化していくかだと思います。
何も現在成り立っているものを無料にし、家庭に現金を配り、生活保護世帯100万、給与補助260万人に税金を注ぎ込み続ける。
それだけではないでしょう。実際に体が不自由などの理由で働けない人に保護の手を差し伸べるのは当然必要です。
ですが、今は働けるのに働かない人が問題なのだと思います。生活保護ビジネスなるものも生まれています。そこに目をつむるのではなくて、多少国民に厳しいことでも正等なことならば対策を講じなければならないのではと思います。
発展途上国では国の支援など得られないところが大半です。ですが、反面、寄付なれして働かなくなった発展途上国の人達もかなりいます。
重要なのは厳しくても
「自立して、自力で発展していける力を国民に与えるのにはどうするか?」
だと思います。なんて、偉そうに語ってしまいましてすいません。
私は自分の無い能力を努力で補いながらもこれからもがんばっていきます!
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