今回は、USBメモリやSDカードなどのフラッシュメモリーの
「容量偽装」についてのお話。
PCのプロパティで確認して32GBでも、実容量は4GBというような感じで、
PCをも騙す容量偽装についてのお話しです。
「ドライブレコーダー」、「アクションカメラ」、「Androidスマートフォン」、「ガラケー」、「デジカメ」など
マイクロSDメモリー、SDメモリーを利用する商品が数多く販売されています。
USBメモリもビジネスシーン含めて多く利用されています。
そのため、多くの方がメモリーを何かしらの方法で購入していると思います。
上記のようなメモリを利用する商品を販売している方、利用していてトラブルが頻発した経験があるユーザー様は
是非下記を参考にして、メモリについて一度、容量確認してみられることをお勧めします。
(速度偽装もスピード測定のフリーソフトがいっぱいありますので確認を!!)
特に、
”並行輸入品”
”海外パッケージ品”
という名称でネット上で購入したメモリ、
”ノンブランドの32GB, 64GB, 128GB など大容量メモリ“
”市場価格よりもかなり格安で購入したメモリ(Qoo10やアマゾンなどのサイト経由含む)”
かなりの確率で偽装品に当たります。
なので、一度チェックしてみることをお勧めします。
下記のようなクレームを受けた店舗様、また経験したユーザー様は、まずどこで購入したメモリーだったかを思い出しましょう。
「エラーが多発する」
「すぐに上書き保存が働いて、録画時間が短い」
「メモリをフォーマットしてくださいを連発する」
「PCでプロパティを見ても、ちゃんと容量はあるようだ」
量販店などで購入した場合は、まず問題ないですが、
それ以外の場合には下記ソフトをダウンロードして、メモリをチェックしてみてください。
h2testw
↑検索サイトで検索してもらえれば、ダウンロードサイトがヒットします
さて、テストの結果、画面がピンクになりませんでしたか?
実際に私も騙されて購入してしまった、USBメモリ32GBをh2testwで調べた結果はこんな感じです。
64GB買ったのに、実際は8GBだったとかなかったですか?
東芝製、サンディスク製を買ったのに32GBが4GBだったとかなかったですか?
これは、もしみつかった方は騙されたということになります(詐欺罪)。
有名メーカー品を購入していた場合には商標法違反品をつかまされたということになります。
中国の電子市場にいくと、ビルまるまるメモリ商が店舗を構えているなんてのはよくあり、
そんな市場がゴロゴロあります。
で、そこで当たり前の光景が、お店の店頭でメモリをパッキングしています。
いろんなメーカーのいろいろな容量のパッケージが用意されています。
そして、メモリはPC(大量の場合は一気に書き込む機械がある)で、ズブの素人でも簡単に容量を書き換えられます。
(そういうフリーソフトがいっぱいインターネット上に落ちています)
また、店舗によってはメモリに容量やブランドロゴを印字する機械を店頭においています。
そう、つまり容量偽装は当然というのが日常です。
(素人がみても、その光景で偽装品だと気付けます)
それを日本のネット通販の会社などが仕入れて、日本で販売しているという構図です。
(これはれっきとした犯罪です)
こういうメモリを掴まされて、クレームを販売店にすると、大概
「知らなかった。表記に騙された。中国企業に騙された」
などと言い訳をすると思います。
ですが悲しいかな、ほぼ、その店舗の方々は確信犯です。
こういうメモリーが市場から無くなってほしいですが、それは難しいので、
まずは、ユーザー側が騙されないよう知恵をつけていきましょう。
PCのプロパティで表示される容量は実際の容量ではありませんので、信用してはいけません。
この点、注意してください。
ん?なんか挙動がおかしいぞ、と思ったら、メモリーを確認してみる
ということも楽しいデジタルライフを送る上で是非やってみてください。